AutoDrawとは?絵が苦手な人でもデザインができる無料ツール!
絵を描くのが苦手な人は意外に多いのではないでしょうか。
ホームページやブログを作るときのデザインを考える際、バナーやコンテンツなどのオリジナルのイラストを入れたいことってありますよね。でも、「自分は絵が下手だから」と諦めている方もいると思います。
そんな絵を描くのが苦手な方にぜひ活用してほしいのが「AutoDraw」という無料ツールです。
絵が下手な人でもプロ並みのイラストが描けるようになる夢のようなツールで、無料のうえにツールをダウンロードする必要すらないのです。
そこで、この記事では「AutoDraw」がどんなツールなのか説明してから基本的な使い方をご紹介していきます。
1.「AutoDraw」とは?Googleが提供する無料ツール

AutoDraw(オートドロー)はGoogleが提供する無料自動デザインツールです。
通常、本格的なイラストを描こうとすれば、Illustratorなどのデザインソフトとある程度のスキルが必要になります。
しかし、AutoDrawは一般的なデザインソフトとはまったく機能が異なり、AI(人口知能)が用いられ、ユーザーが描いた線や図形をキレイなイラストに変換してくれる優れものツールになります。
また、パソコンだけでなくタブレットやスマホからでも利用でき、まさに落書きといった絵までキレイなイラストに変換してくれるのです。
AutoDrawの利用にあたってはパソコンやスマホにソフトやアプリなどをインストールする必要がなく、
こちらにアクセスすると以下のようなページが表示されるので、「Start drawing」をクリックおよびタップすれば誰でも利用できます。

パソコンやスマホでマウスや指を使って絵を描くとき、線がカクカクして上手く書けないですよね。
しかし、AutoDrawならボタン1つでキレイなイラストに書き換えてくれるのです。
2.「AutoDraw」の基本的な使い方!操作はいたってシンプル
AutoDrawはページにアクセスして「Start drawing」をクリックすると、さっそく以下のような入力画面が表示されます。

そこで、上の図の黒くなっている鉛筆マークになっている状態で、右の白枠の中に絵を描いていきます。

以上のように車らしき絵を描くと、AI(人口知能)が形を認識して上部メニューに候補のイラストを表示します。そこで、自分の理想に近いアイコンをクリックすると以下のようにキレイにイラストに変換して表示してくれるのです。

また、左メニューの
- 「T」を選択すれば文字テキストが入力
- 液を垂らしているボタンを選択すれば塗りつぶし
- 青色ボタンを選択すればイラストやテキストの色を変える
といったイラストの編集までできます。

あくまで参考ですが、このように本格的なイラストがボタン1つでできるのです。
次に、一通りイラストが完成したら左上部の三本線の「メニュー」をクリックすると、以下のように画面左にメニューが表示されます。

上から説明すると、
- 「Start over」:イラストを描くキャンバスに大きな変更ができるので、こちらは最初に設定してください。
- 「Download」:描いたイラストをPNG画像としてダウンロードします。
- 「Share」:SNSのTwitterやFacebookへシェアできるほか、URLを送信してデザインのシェアもできます。
- 「How-To」:基本的な使い方を教えてくれます。
- 「Artists」:イラストを提供しているアーティストの紹介です。
このような役割があり、「Download」をクリックすればPNG画像としてダウンロードでき、色々なデータに活用できるようになります。
ここまでがAutoDrawの基本的な使い方になりますが、操作は至ってシンプルなので誰でも簡単に本格的なイラストが描けます。
特にWEBデザインをしているデザイナーの方が利用すれば作業効率が上がるほか、企業や会社で行う会社説明や商品紹介などのプレゼンテーション資料を作成するときなどはとても重宝します。
また、ビジネス以外でも子供のお絵かきにもピッタリで、子供が描いたイラストもキレイなイラストにしてくれるので、子供の発想力や想像力が鍛えられるのではないでしょうか。
3.まとめ
今回はGoogleが提供する無料自動デザインツール「AutoDraw」をご紹介しました。
パソコン、タブレット、スマートフォンといったデバイスで、ソフトやアプリをインストールすることなく、インターネットから「AutoDraw」にアクセスして「Start drawing」をクリック、またはタップすれば誰でも利用できます。
ご紹介した通り、使い方はボタンの数も少なく至ってシンプルなので、少し操作すれば誰でも簡単に使いこなすことができます。
WEBデザイナーの方は既に愛用している方もいると思いますが、企業や会社でもプレゼンテーション資料やパンフレットを作成するときなど、インターネットにアクセスするだけで利用できるので、ぜひ活用してみてはいかがでしょうか。