Canvaは無料デザインツール!おしゃれなデザインが誰でも気軽に!
WEBデザイナーの間ではIllustratorやPhotoshopといったソフトウェアが利用されます。
しかし、基本的にソフトの利用は有料である程度の知識が必要になるので、利用するのにハードルが高いイメージがありますよね。
そこで、SNS用画像やアイキャッチ画像、記事に挿入するちょっとした画像などを作成するとき、気軽に使えて便利なのがグラフィックデザインツール「Canva(キャンバ)」です。
とはいっても、中には「Canvaを利用すればどんなものが作成できるの?」という方もいると思いますので、この記事ではCanvaがどんなツールなのか説明してから基本的な使い方をご紹介していきます。
1.Canva(キャンバ)とは?無料で利用できるグラフィックデザインツール
Canva(キャンバ)はオーストラリアのソフトウェア会社で開発されたグラフィックデザインツールで、2017年5月に日本版が配信されさまざまな分野の職種で活用されています。
Canvaの利用にあたっては、画像サイズだけカスタムサイズで指定してゼロからデザインを作成することもできます。
とはいっても、一般的に用意されたテンプレートをベースにして、画像やテキストだけ入れ替えていく方法で作成を進めていきます。基本的にテンプレートは無料で利用できますが、一部のテンプレートには有料版のものがあるのでその点だけ注意が必要です。
また、普通はパソコンにソフトをインストールする必要がありますが、Canvaはパソコンにソフトをインストールする必要がありません。インターネットからサイトにアクセスすれば利用でき、GoogleやFacebookのアカウントを持っていれば簡単にログインできます。
さらに、Canvaはパソコン版だけでなく、スマホ版(Android、iPhone)のアプリも配信されているので、スマホでも画像編集などが行えるようになります。
では、「Canvaを利用すればどんなものが作成できるの?」と一番気になるポイントですよね。
Canvaを利用するとき基本的に用意されているテンプレートを活用して目的の画像や資料を作成していきますが、主に以下のようなテンプレートが用意されています。
- SNS用画像:Twitter、Facebook、InstagramなどのSNSの投稿用画像やヘッダー画像
- 文書やプレゼン資料などの書類:通常A4サイズの文書、プレゼン資料スライド、A4レターヘッド、履歴書などの書類
- アイキャッチなどの画像:記事投稿用のアイキャッチ画像、CDジャケット、電子書籍用の表紙、インフォグラフィックなどで使う画像
- チラシやポスターなど:チラシ、WEBサイトなどのバナー広告、ポスター、ロゴ、名刺など
このように、さまざまな用途に合わせてテンプレートが用意され、選択したテンプレートをベースにしてデザインを考えていきます。
2.Canvaの基本的な使い方
Canvaは作成したい用途に合わせてテンプレートを選択し、それをベースにデザインをしていく便利なツールです。
先程も説明した通り、パソコンやスマホにソフトをインストールする必要がなく、
こちらにアクセスして、GoogleやFacebookのアカウントを持っていれば簡単にログインでき、持っていない方もメールアドレスと名前だけで簡単に登録することができます。
そこで、ログインすると以下のようなTOPページが表示されます。
そこで、実際にデザインを作成する手順は以下のようになります。
手順➀ 「デザインを作成」から目的のテンプレートを選ぶ
上の画像の左メニュー上部の「デザインを作成」をクリックして、デザインを作成するカテゴリーを選択します。
カテゴリーの種類だけでも豊富なので、ここでは全て紹介しませんが、
- アニメーションソーシャルメディア
- プレゼンテーション
- ポスター
- ソーシャルメディア
- Facebookカバー など全54種類
これだけの種類のカテゴリーが用意されているので、まず目的のカテゴリーはあるはずです。
そこで、実際に「プレゼンテーション」を選択すると以下のようにページが表示されます。
左側にプレゼンテーションの中で用意されている膨大な数のテンプレートが表示されるので、目的に合ったテンプレートを選択します。
手順➁ 選択したテンプレートを編集
そこで、プレゼンテーションの一番上のテンプレートをクリックすると以下のように表示され、実際にデザインの編集を進めていきます。
- 写真:挿入したい写真をドラッグ&ドロップで追加、もしくは「アップロード」タブから自由に画像をアップロードできます。
- 素材:ドラッグ&ドロップで追加、もしくは「検索」タブからイラスト素材を検索できます。
- 背景:様々な背景が用意され、好みの背景をクリックすれば反映されます。
- テキスト:既存のテキストが編集できるほか、新たにテキストを挿入することもできます。色々なフォントが用意され、文字間隔や行の高さなど細かい調整もできます。
主にこの4つの要素の追加や編集を行いながらデザインを進めていきます。
手順➂ デザインデータの保存および共有
デザインが一通り完了したら、画面上部の「共有」の左にあるテキストをクリックすれば編集データの名前が変更できるので、作成している資料名などを入力します。
データの保存に関しては、Canvaは自動保存するタイプのツールになり、「保存済み」と表示されていれば直近に編集したデータまで保存されています。保存されていないときには「未保存」と表示されますが、キーボードの「Ctrl」+「S」キーで上書き保存できます。
保存済みであれば閉じてしまっても問題なく、保存された編集データはCanvaのトップページに追加されているので、クリックすれば編集作業が再開できます。
以上がCanvaの基本的な使い方になりますが、プレゼンテーション以外のテンプレートも使い方はほとんど同じです。
最初は慣れないと時間はかかりますが、慣れれば嘘のように綺麗な画像や資料が作成できるようになりますよ。
3.まとめ
今では数多くのデザインツールが配信されていますが、中でも特におすすめの無料デザインツールが今回ご紹介した「Canva」です。
Canvaでは、一般的に用意されたテンプレートをベースにして、写真や画像、テキストなどを追加、編集する方法で作成を進めていきます。そのテンプレートも54種類のカテゴリー別に膨大な数が用意されているので、用途に合ったテンプレートは必ずあるはずです。
デザインを進めるときも、Canvaで用意された写真やイラストなどの画像が自由に使えるのですぐにでもデザインを始めることができます。
プレゼンテーション資料などの作成でお困りなら「Canva」を利用すれば間違いないでしょう。